ハッカーという職業?

ハッカー

映画の投稿ばかり(笑)

Deveです。

今回はハリウッドでリメイクされ話題をよんだ「ドラゴン・タトゥーの女」、そして元になったスウェーデン版「ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女」をご紹介します。

こちらの映画はスウェーデンの小説家スティーグ・ラーソンによる推理小説が元になっています(スウェーデンでは発売当時、社会現象になったとか)。

この小説は三部作で、第一部にあたるのがドラゴン・タトゥーの女です。ハリウッドではこの第一話だけがリメイクされ、反響をよびました。

主人公はミレニアムという雑誌の発行責任者兼共同経営者で敏腕ジャーナリストのミカエルです。

物語の冒頭、ミカエルは大物実業家を追いつめたつもりが、逆に追いつめられ裁判で負けます。ジャーナリスト生命も雑誌自体も窮地に立たされ、彼はいったん世間から離れることを考えるようになります。そんな時に舞い込んだのが数十年前に殺害されたと思われる姪のため、犯人を探して欲しいという大富豪(大企業グループの前会長)からの依頼でした。

また第2の主人公リスベットは、ミカエル自身の身元調査を大富豪の代理人から依頼され、完璧に調べ上げた天才ハッカー。リスベット自身も幼少期からいろいろな問題を抱えた女性です。物語中盤から2人は関わりをもち、共に行動するようになります。

とにかく濃い!です(笑)ストーリーもキャラも。ハッカーという危険な響きに魅力を感じてしまう人であれば、この映画に間違いなくはまるでしょう(笑)

リスベットがとにかくカッコイイ‼︎本当は必死で自分を守ってるだけなんですが、相手からしたら一言、クレイジー!このリスベットを演じたのが、ハリウッド版はルーニー・マーラ、スウェーデン版はノオミ・ラパスです。

二人とも妖しい魅力たっぷり❤︎

最初にハリウッド版を観たのでリスベット役はこの女優さんハマり役!と思ってたんですが、スウェーデン版も負けちゃいませんでした(笑)

ミカエルは決っして影が薄くはないんですけどね、ヒロインがとても強烈なので(笑)

また、原作者のスティーグ・ラーソン自身もジャーナリストだったあたりが、作品に存分に活かされていると思います。

作者の強い想い、社会的弱者や虐げられた者の、人としての正当性の主張や、大規模な不正を暴くこと等々ジャーナリストとしてどこまでやれるか、自身がずっと考え続けてきたことなんだろうなと思いました。

わたしはこの後に続く2作とも観ました。

「ミレニアム2 火と戯れる女」、「ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士」。1話目から続く流れではありますが、2話目から3話目がより続き物の作り方になっています。

作者は本来もう何作か考えていたようですが、まだ小説が発売される前にご病気でこの世を去られています。

三部完結にはなっていますが、できれば続きを観てみたい、そう思わせる映画でした。

リスベットには、シルバーのキレッキレのピアスを身に着けてもらいたいな~。先が尖っている爪のようなイメージのもの。繊細で壊れそうなもろさの外見は、それこそ細かい細工物をこなせます。