こんにちは!Deveです。
久しぶりに「ネバーエンディングストーリー」を観ました。原作はミヒャエル・エンデです。
この映画は、本当にファンタジーの王道ですね。子供のときから何度も観ました。
今回ご紹介するのはこの映画の一作目です。
主人公のバスチアンは母親を亡くし、まだ立ち直れない時期に同級生からもイジメを受けていました。
そんな中で偶然(運命?)ある本屋さんで不思議な本と出会います。その本は表紙に蛇が絡まったような紋章がついた本でした。
物語を読み進めるうちにバスチアンはあることに気づくようになります。
それは自分のことが物語に書かれているようなのです。
不気味に思いながらもストーリーの魅力に取り憑かれ、読み進めていきます。物語の主人公アトレーユに感情移入をしながら。
どんどん物語に引き込まれていくバスチアン。そしてついに、自分自身がこの物語の登場人物の一人であることに気付きます。
さすがミヒャエル・エンデ、の一言です。
普通は小説でも何でも、読者は第三者的立場から一方的な関わり方です。
でもそれを物語に登場する人の側からの目線というのか、向こうからもこちらが見えているんだよ、というエンデの仕掛がとても面白いです。
ただ、映画と原作でだいぶ差がありエンデは当初かなり腹を立てていたそうです。
そしてエンデの希望の監督はあの黒澤明!幼ごころの君の役までも日本人がよかったらしいです。
親日家のエンデ、ありがとう!笑
でも個人的に外国人キャストのが好き(笑)アトレーユ、なぜだかとても美少年だし!(笑)
「ネバーエンディングストーリー」の映画公開は日本では1985年でしたが、今観てもファルコンに違和感はあんまりないです。触りたくなるくらい、生き生きしてます。
そして優しい声で「子供は大好き」「幸せを運ぶラッキードラゴンのファルコン」という自己紹介に自分が子どものころ、何故ファルコンが好きだったのかわかる気がしました。優しい大人の包容力、みたいな感じですかね。安心できる愛すべきキャラです。
あと物語に出てくる蛇の形のペンダント、アウリンのイミテーションを姉が持っていて、羨ましかったのも思い出しました。アレいつか自分で作ろう!と思ってました(笑)そういう意味ではラピュタの飛行石のペンダントも一緒かな(笑)
一度は観てらっしゃるかもしれませんが、連休中何も予定がなければぜひ、観てみてください。
わたしのように、子どもの頃抱いた感想が自然に出てくるかもしれません。