合同展示会④ roomsに参加してみて

長い記事が続きます(笑)

roomsのオーディションに受かってからあとは、準備に忙しくなりました。展示用のディスプレイもありませんし、プライスタグなんかも準備しましたし、会場で配れるように簡単なDMの用意なども。

いよいよ出展のため、前日の夕方に搬入をしました。ちょうどそのころ台風の影響で関西方面の方たちが飛行機も飛ばず、新幹線も遅延して、当日に現地入りという状況がありました。みなさんかなり苦労されてましたね。

何度も家で試しに並べたディスプレイを配置して、本番を迎えました。

やはり商品数は必要ですね。前に出展された方に聞いてたのは、数が少なくてもブランドの個性を出せればいい、ということをアドバイスしていただいてたんですが、どうやらその当時と出展条件が変わったこともあり、これは難しかったです。

実際、数が少ないと隣近所の出展ブランドに見劣りしてしまって、お客さんに見てもらえないんです。接客がどうの以前の問題でした。

今回の展示会で、たまたま隣になってくれたブランドさんがとてもいい方で、こう展示したらどう?という私に合わせた具体的なアドバイスをしてくださいました。

(その節は、本当にありがとうございました(>_<) 次回の参考にします!)

あとからこの展示会を振り返ってみて実はこれ↑が一番、大事なことだったんです。

人と人の繋がり、他者から見た感想、的確なアドバイス、仲間づくり、情報交換。本当は商品を売ることが一番重要かもしれないけど、私にとっては仲間づくり?のほうがよっぽどいい勉強になりました。隣近所はみな先輩です。仲良くなるとご自分の経験談やアドバイスをいただけることもあります。

まずは出してみてください。本当に。何かしらお土産はもちかえれますんで。その場でわからなくても振り返ってわかればいいんです。

roomsではいろいろな出会いがありましたし、少なかったとはいえ、お客さんにもじっくり見て感想をおっしゃってもらえる機会もあり、学んだことは多かったです。

ただ、それを活かすにはIFFの開催が近すぎました(笑) roomsが9月初旬でIFFが9月の下旬。2週間だと商品数を増やすことが難しく、私はディスプレイに変更を加えることにしました。

roomsはテーブルで展示しましたが、IFFはブースだったため、壁にも何かしら飾りをしなければ寂しい。せっかくの壁。でもどうしていいかわからない壁。

気持ち的には大きな壁が立ちはだかってました(笑)

次回はIFF MAGIC JAPANに出してみての感想です。

合同展示会③ オーディション応募

前回の記事からの続きです。私がこれを書いているのは、同じ悩みを持っている人の参考になればという気持ちからです。

それからどういう想いをこめて日々ジュエリーを作っているのかを知ってほしい、そういう素直な気持ちです。普段はナナメな人間ですが(笑)

ブランドの方向性がなんとなく見えたところで、春先から考えていたデザインをまとめて、どれを作るか決定しCADで立体像を確認しながら具体的なものに落とし込んでいきました。

ここはけっこう試行錯誤の部分です。誰かが的確なアドバイスをくれる、という機会は稀で、ベテランの方にたずねても、結局細かいところはやってみないとわからない。まあ、物ですから頭で考えていた通りにいくとは限りません。積み重ねで経験を積んで、判断材料を作っていく作業ととらえるようにしています。

そうじゃないと、やってられない(笑)

そして何とか4月くらいにキャストや仕上げをしてサンプルをいくつかつくり、GW頃だったかな、写真を撮り、イメージをルックブックのような簡単な冊子にまとめて応募しました。自分のブランドのWebサイトも古かった情報を総とっかえでした(笑)

応募したのはroomsと、New Jewelryでした。

残念なことに、New Jewelryのほうはダメでした。ただその代りに紹介されたのがファッションの合同展示会IFF MAGIC JAPANでした。(現在この展示会は終了しました。今は別の名称で引き継がれているようです)

展示会というものは仲間内でするようなものしか経験がなかったので、いいチャンスになるかもと、このIFFに参加を決めました。そしてそれより少し後にroomsのオーディション結果が来ました。

受かりました!

これは当時かなりうれしかったです。オーディションというものを人生で初めて経験しました(別にタレントとかダンサーになろうと思ったことありませんし笑)。

次回は実際に出展した感想を書こうと思います。